2012年3月21日水曜日

春のはじまり、お花見ひらきます。



暖かくなってきました、春ですね。
今年も、昨年にひきつづきサクラ島大学の花見をひらきます。
これまで、それぞれの授業やイベントでお会いした方々、お世話になっている方々、新たな出会いの方々と桜を見ながら、ゆっくりとした交流の場になればと願い場をつくります。

場所は、小高い丘の上にある多賀山公園、桜の広場にて。桜島が、綺麗に見えるんですよ。



僕らは、できるだけ着物を着て来る予定です。
こんな機会でもないと、なかなか着物を着ることもありません。僕も、昨年から春やら夏に帯を締めることが増えました。たまには、いいものです。ぜひ、着物を着てお越し下さい。



当日は持ち寄り大歓迎となっています。昨年も、個性あふれる食材やお酒が集まりしました。僕らも、お抹茶や、団子、鶏飯など大好きなものを準備する予定です。

また、今年は「人んちカレーin鹿児島」も行われますので、たくさんのカレーも食べることができます。こちらも楽しみです。

ぜひ、お気軽にご参加ください。晴れることを祈って。

良い春をむかえましょう。


昨年の花見の様子





「サクラ島大学のお花見(Oh! HA・NA・MI )」

【開催日時】2012年4月1日(日)正午より(夕暮れ頃まで)
【場所】多賀山公園・桜の広場にて(石橋記念公園の上の方です)
*交通手段:シティビュー祗園之洲公園前下車徒歩3分、JR鹿児島駅徒歩5分
*サクラ島大学のマークが入った旗が目印となります。
【参加費】1000円。
(一品持ち寄り大歓迎)
持ちよりは、おつまみからお惣菜、自信作の手づくりでも大丈夫です。

※事前に人数を把握しておくために、下記よりお申し込みお願いいたします。
当日参加も、もちろん可能です。
※雨天中止の連絡は、当日の9時頃までにご連絡させていただきます。


予約申込みフォームへ


お問い合わせはこちらまで。
sakurajima.univnet@gmail.com


2012年3月16日金曜日

これからの授業スケジュール

[授業:デザイン・まちづくり]2012年3月4日(日)14時〜16時30分:デザインマーケット
鹿屋デザインマーケット・トークライブ
「まちづくりで大切なこと。」
※この授業は、無事に終了しました。


[授業:自然・環境]2012年3月10日(土)10時〜17時00分:南九州馬事公苑
かわなべ遠足2012
「森の中、ある日、自然とのかかわりを巡る時間。」
※この授業は、無事に終了しました。


[授業:暮らし・建築]2012年3月20日(火・祝)14時〜16時30分:姶良(有機野菜れすとらん やまさき道)
これからの「暮らし方」を建築家と思い描く


[交流イベント]2012年4月1日(日)12時〜夕暮れ頃まで(多賀山公園:さくらの広場)
サクラ島大学のお花見(Oh! HA・NA・MI )

立山さんの原体験に触れに。




明日は、姶良の重富海岸で「春のマルシェ(ウミベデマルシェ)」がひらかれます。天気が回復するといいのですが。

素晴らしい景色がひろがる重富海岸で、定期的に行われているウミベデマルシェをつくっているのは、NPO法人 くすの木自然館さん。今回、「かごの島」でお話をしてくださったインタビューイの立山さんの活動です。

インタビューの内容にも書いてありますが(読んでみてください)、もともとはこんなに美しい海辺ではなく、立山さん達が少しずつ時間をかけて、きれいにされていったそうなんです。この「かごの島」を、どこかで手に入れた方より「重富海岸は、10年前はホントに汚れていて。こんなに綺麗な海辺ではなかったんです。」というお話を聞かせていただきました。その方は、姶良の出身だったようで、過去の光景を知っているからこそ、今の重富海岸の様子に心動かされているのだと伝わってきました。




重富海岸の交流や憩の場となっている、「Café Lactea Lactea(カフェ・ラクテアラクテア)」のスタッフの方々が、よく立山さんの話を聞かせてくれます。その話す表情がとても笑顔で、僕はいつも穏やかな気持ちなれるんです。そんな立山さんが、長い時間とエネルギーをかけて、またいろいろな知恵を絞って、試してみて、地元の方々が少しずつ支えてくれて、生まれかわったのが、今の重富海岸。その背中を見て、何年も夕方の清掃に駆けつける子どもたちがいること。海辺に戻ってきた地元の方の声から新たな営みが生まれたりしていること。改めて、この重富海岸が特別な場所になってきています。いつも、きれいにしようと守っている人たちがいる海なんだと。




そんな、素晴らしい海に、姶良で活躍される方々が集って、つくられるのが「春のマルシェ(ウミベデマルシェ)」。蘇った海に、人が集っている光景は、立山さんやスタッフのみなさん、地元のみなさんにはどう映っているのだろう。何も知らなかった僕でも、嬉しく感じてしまいます。

かごの島」で、インタビューを受けていただいたパン屋「カナンさん」と珈琲豆屋「香煎さん」も出展されるそうです。また、インタビューイの方々が紹介してくれているご近所さんの「トロイメロイさん」「香りのお店 marutaさん」もいらっしゃるようです。13時からは、コジマサトコちゃんのライブも聞けるそう。魅力が盛りだくさんで、明日がとても、楽しみです。



(※写真は、かごの島カメラマン撮影によるもの。無断転載はしないでください。)

2012年3月15日木曜日

これからの「暮らし方」を建築家と思い描く



「かごの島」の制作を支えていただいた、インタビューイの方々の取り組みを分かち合える授業をひらきます。

どこで、どんなふうに、何を大切に、これから「暮らし」ていく?

そんな疑問をもって、「かごの島」の制作にとりくんでいました。
インタビューイの方々の話に耳を傾けながら、素敵だなぁと感じる営みの奥には、これまでの小さな積み重ねや出来事のうえにあることを、知っていきます。改めて、その方々のつくるものをじっくり味わいたくなりました。



今回のインタビューイでもあり、制作を支えてもらった姶良土地開発さんが、現在進めているプロジェクトに「雑木林と8つの家」という取り組みがあります。(紹介PDFはコチラ。とてもイメージわきます。制作は、建築家の山本さん
代表の町田さんが、ただ住宅地をつくっていくのではなくて、まちのなかだけれども、森の中で暮らしている様な、自然や四季を感じることができる住環境をつくりたいと思って進めている想いたっぷりのプロジェクト。きっかけは、ご自身の原風景を、思い出したことにはじまったようです。(かごの島のインタビュー読んでみてください。)

このプロジェクトに関わってらっしゃる建築家のみなさんと、これからの「暮らし方」考え、思い描いていく場をつくります。実際に、「雑木林と8つの家」の分譲地を体験してみながら。建築家のみなさんが、どんなことを大切に設計をされいるのかをお聞きしながら。当日は、「かごの島」にも登場をしている、カナンさんのパンや、香煎さんの珈琲を一緒に味わいながら。また、会場となる有機野菜れすとらんの「やまさき道」さんの野菜を食べながら、「暮らし」にまつわる学びの場にしてゆきます。



僕が、この「雑木林と8つの家」プロジェクトが良いなぁと思っているところは、こんなところ。

・家づくりは、普通は「家」をつくって、その後に「庭」をつくる。「雑木林と8つの家」では、先に8つの家の庭を「ひとつの森」と見立てて、造園設計の方(高田さん)が「庭づくり」をさきにデザインしているのです。もちろん、隣りや向かいとの関係を考慮して計画されています。

・庭を先に計画することで、やや制約のあるなかでの「家づくり」を進めていかなければなりません。設計者の腕が試されるという条件。そこで、選ばれたのが、4人の建築家の方々(メンバーは、コチラ)。鹿児島や宮崎、福岡と各地で活躍されるメンバーです。ひとつの森のなかに、各建築家がどんな建築を、暮らし方の環境をつくっていくのか。

・また、このコンセプトに共感をし、それぞれの暮らし方を思い描いて集まった家族が、どんな森の風景をつくっていくのか、その未来が楽しみになります。きっと、ご近所づきあいの関係性が良いものになるのでは、と思います。

そして、この町田さんをはじめ、このプロジェクトに関わるみなさん。



当日、お話をいただく建築家の方々。

太田 則宏(オノケン│太田則宏建築事務所



川畠 康文(株式会社プラスディー設計室



蒲牟田 健作(COGITE



※コーディネーター
山本 聡(近代建築研究所)



当日は、まちなか森暮らしを切り口に、様々な暮らし方への気づきが生まれるといいなと思っています。



これからの「暮らし方」を建築家と思い描く


【開催日時】2012年3月20日(火・祝日)
【会場】有機野菜れすとらん やまさき道(鹿児島県姶良市西餅田3413-17
 ※JR姶良駅より徒歩7分
【定員】30人(先着順)
【参加費】500円 (飲食費)
【参加対象】一般(親子での参加可能)
【授業の流れ】

 13時45分~ 受付開始
 14時00分~ はじめに
 14時10分~ 前半:これからの「暮らし方」を建築家と考える
 15時20分~ 休憩
 15時30分~ 後半:これからの「暮らし方」を建築家と思い描く
 16時20分~ 終わりに 
 16時30分~ 終了 

【用意するもの】
※ 参加費500円が必要となります。
※各自、筆記用具をお持ち下さい。

【主催】
サクラ島大学マチトビラ
【協賛】
まちなか森暮らし企画(姶良土地開発)

その他、授業に関するお問い合わせはこちらまで。
sakurajima.univnet@gmail.com


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2012年3月13日火曜日

かごの島




サクラ島大学のフリーペーパーができました。


「かごの島」

桜島は、薩摩半島と大隅半島に囲まれたている島。かごのなかの島。かご島=鹿児島。そんな鹿児島という名前の由来の一説を聞いたことがあります。島は、それぞれの島で文化や風土が違うことが魅力であるように、かごの島という大きな島も、それぞれの地域でまた特徴や隠れた良さがあるのだと思います。かごの島で生まれている小さな物語をすくっていくという思いから「かごの島」と名付けました。


「どこで生きる?をめぐるインタビュー」

− 学びを口実に心地良いつながりをつくる。サクラ島大学の活動をとおして、これまで良きご縁をいただいています。そのご縁のなかには、人だけではなく、地域・場というものも大きく存在していました。これまで、縁もゆかりもなかった地域とかかわりをもつことで、鹿児島に大切な場がふえていく。オモイデの場が心に刻まれ、ふえていくことは、未来の暮らしにおいて、とても豊かなことだと気付きます。

そんな時に友人が、これからどこで生きる?をめぐって、旅にでかけてきました。
僕も、未来はどこで暮らし、生きていくのかはわからない。そんなことに気づき、考えていくうちに、出会った地域で、気になっている方々へインタビューを交わしたいと思うようになりました。その地を選び、その地で、どんなことを大切にして営みをされているのか。これから、少しずつ、それぞれの地域でたずねてゆきたいです。このインタビューをわかつことで、誰かのなにかのきっかけになることを願って。


「姶良で暮らす人に出会いに。」

今回、このフリーペーパーは、姶良土地開発さんの協力のもとにつくることができました。姶良土地開発さんは、姶良のゆとりある暮らし、四季を感じとれることを大切に住環境を提供している会社です。フリーペーパーのなかにも、「姶良で住まうこと」という切り口からお話を伺っています。代表の町田さんとのインタビューのやりとりのなかで、「姶良のまちには観光資源となるものがほとんどない。でも、豊かな暮らし方をしている家族がいること。住まい方に満足している人が多く暮らしていることが、姶良というまちの魅力だと思うんです。」と、お聞きしました。健やかな家族を、いきいきと暮らしているまちは、たしかにとても魅力を感じるなと良き気づきをいただきました。

姶良で、お話を聞いてみたいと思っていた人や、ご紹介していただ方など、5人の方にインタビューをしています。以下のような、疑問をもってインタビューにのぞみました。

・どんな営みをされているのですか。
・姶良という地域を選んだ動機ってなんだったのですか。
・姶良の暮らし心地ってどうですか。


今回のインタビューイは、

くすの木自然館の「立山さん」
ベーカリーカフェ カナンの「原口さん」
珈琲豆屋 香煎の「鹿島さん」
スケッチ作家、蒲生茶廊zenzaiの「浜地さん」
雑木林と8つの家プロジェクトの「町田さん」

ぜひ、「かごの島」を手に取って読んでみてください。





−現在、設置している場所

・Café Lactea Lactea・Bakery Cafe Chanaan・豆屋 香煎・蒲生茶廊zenzai・サンエールかごしま・鹿児島中央助産院・HATANAKA・地球畑・ジニスカフェ・しょうぶ学園・姶良市総合体育館・太陽スポーツクラブ・くすくす館・マルヤガーデンズ・D&DEPARTMENT Kagoshima・OWL・ヴォアラ珈琲(天文館)・CAFETO・作楽・araheam・+D設計室・トロイメロイ・coffee innovate・粧屋





今回の「かごの島」を制作は、アイディアを生んでくれたブレストの丸野さん、インタビューを一緒に行い文章を綴ってくれたライターの里山さん、短い制作期間で最後までエネルギーを注いでくれた冨永デザインの冨永さんと、共に進めてゆきました。訪れたインタビュー先で、同じ風景をみれたこと、そしてそれがカタチにできて共有できたことに、とても満たされています。ありがとうございます。

2012年3月8日木曜日

体制変更について

体制の変更について。

僕にとって、職員をしていただいてた方々は、みんな格好いい大人、先輩達ばかり。
普段は、それぞれの分野で信念もって活動をされ、寄り合ったり馴れ合ったりすることのないかっこいい大人達が、集まってくれていたことが、とても奇跡的なことでした。集まったみんなと、なにをしてゆく?ということ自体に満足や価値を感じていました。
僕が、大学の活動をはじめようと思った日があって、そのために鹿児島に帰ってきて仲間を探した日々がありました。初めて、メンバーが顔をそろえて、みんなで大学名を考えたことをよく憶えています。きっと、ひとりだったら始めることはしていなかった。そんな、勇気はなかった。何かに期待をして、何かに共感をしてみんなが集まってくれたことで、生まれ、背中を押してもらうように、はじまったのだと思います。きっと責任とかは、その場に託すようなフリをして。
心地良い仲間であるサポーターのみんなが集まってくれて、職員と共に開校の準備をはじめました。一緒につくっていった、クリスマスメッセージの授業は特に印象的でした。その後も、まだ知り合いも少なかった僕にたくさんの繋がりを、素晴らしい授業の企画や、何度も見返してしまう大切な写真、いつも隣りにあるサクラ島大学のデザインをつくっていただきました。会議では、多くの言葉や身の引き締まるような緊張を、何よりも楽しい時間と大きな期待をいただいてきました。たくさんもらいました。

ただ、進めるなかで、いつも感じるのは、僕自身の意志や決断、責任の弱さ。根っこの弱さ。そこからなんとなく芽生えていくものは、チームにとっても、つくられる場においても、よくないなと感じていました。少なくとも、自分やみんなのなかに、モヤモヤとした気持ちが増えたり、メンバーがそれぞれのチカラを思う存分に発揮できていない環境のままはよくない。意思決定、責任をふわふわと分散するのではなく、ひとつの事業として覚悟をもって成り立たせていくこと。いろいろな思いや後押しを受けることで、今回のことを決めました。
より良いものを生んでいくために。僕自身、思う存分に走って失敗するために、職員だったみんなとも、正面きって思う存分にチカラを出し合えるように。前向きな気持ちで決めました。すでに走っているプロジェクトも、サポーターのみんなとも春の花見も準備を温めています。

いつも支えていただいているみなさん、興味や期待をいただいているみなさん。どうぞ、これからも、よろしくお願いいたします。


久保 雄太

2012年3月6日火曜日

体制変更のお知らせ

いつもサクラ島大学をご支援いただき、誠にありがとうございます。
この度、サクラ島大学の運営体制が変更になりましたので、ご報告いたします。

2011年7月31日に開校しましたサクラ島大学は、開校準備の頃より様々な分野でご活躍される15名の職員の方々とともに運営してまいりました。
今後は、経営体制の明確化と強化のため、代表の久保が一人の事業主として心新たにサクラ島大学の運営に取り組んでゆきます。体制は、ひとりへ。
職員だったみなさんには、今後「パートナー」として、各プロジェクトを通して関わりをつくくっていきたいと思っています。
これまでの活動を支えてくれている「サポーター」のみなさんとも繋がりを深めながら、既に、はじまっているプロジェクトや、これからつくっていく取り組みなど、サクラ島大学らしい授業とはなにかを、思い描きながら、今後の運営にエネルギーを注いでまいります。

いつも支えていただいているみなさまへの感謝の気持ちと、抱いていた初期衝動を大切に。動いて、走ってゆきます。
どうぞ、あらためまして、これからも。よろしくお願いいたします。


サクラ島大学 久保 雄太

2012年3月3日土曜日

デザインマーケットへ




いよいよ、鹿屋デザインマーケット。ものづくりやデザイン、食やショップ、写真展など、これほどの魅力ある方々が集まるのかと、今からとても楽しみです。

主宰の川畠さんが、ご自身のブログでも綴ってらっしゃいますが、今回の取り組みでは、会場となる北田商店街のアーケードが老朽化に伴い撤去を余儀なくされている現状から、今後の商店街を「どうやって」考えていくべきか「ヒントになる場」をつくるという目的がありました。そのための、企画でもある今回の田北さんのトークライブ企画です。



田北さんとの出会いは、僕がまだ大学生の頃。ひとり雨の中、バイクで阿蘇を越えたことがありました。凍えそうに寒くて不安な山の夜に、ふと目の前に現れた景色。温かい橙の灯りと、温泉街の湯煙が、ぽつぽつと浮かんでいました。小さなまちなのに、包みこんでくれるような安心感をもらったのをよく覚えています。訪れていたのは、小国町の杖立温泉というまちだと知ります。たくさんの路地裏がある、歩くのが楽しくなる風景。朝起きてみて、路地裏を散策しているところに、すこしひらかれた空間と出会いました。




そこは、「杖立ラボ」という名の、とてもやわらか雰囲気をもった空間でした。当時、「杖立ラボ」を主宰していたのが、実は田北さん。田北さんは、人口200名の杖立という町おこしを、実際に移住して、「杖立ラボ」という場の営みをとおして実践されていました。まちづくりの実践や、自分の営みの場所でもあり、まちの方々も通いやすい敷居の低い場。その空間では、たしかに今ここで、このまちでなにかが動き、根を広げているような印象をとても受けたのです。この後、僕は小国のまちや杖立によく行くようになりました。杖立での田北さんの取り組みも、ブログを通して身近な出来事のように、でもとても羨ましい豊かな風景として追いかけていきました。そこでの暮らしや、そのまちに惹かれていったのです。






まちのなかで生まれている様々な出来事を、大事にすくっていく。大きな出来事や最大公約数的な捉え方ではなく、ちっぽけに見えるものに目をむけて拾い上げて、分かち合うことを大切にしている。これまで、僕が出会ってきた「まちづくり」という言葉をつかう方々とは、どこか変わっている。誰よりも「まちづくり」ということに対して愛情をもたれている方だと感じています。そのうえに、とてもセンスの高いデザイナーでもある。
そんな田北さんのお話や考え方を、もっと聞いてみたかったし、デザインマーケット主宰の川畠さんやメンバーの方々と、ぜひその話を分ちたいとおもっています。





▼ 田北さんのまちづくりの考え方

1|“橋の下”をつくるということ<ユーザー感性学専攻パンフレットより
2| 感性とまちづくり<ユーザー感性学専攻パンフレットより
3| 西村佳哲著「いま、地方で生きるということ(2011)」にインタビューが掲載されています