2011年11月26日土曜日

11月の授業・イベントスケジュール

[交流会]2011年11月19日(土)12時〜15時:マルヤガーデンズ ソラニワ(7F)
・サクラ島の芋煮会 〜山形編〜



[ツアー型授業]2011年11月27日(日)8時〜20時:鹿児島市内より貸切バス移動〜枕崎市内
・オモイデトラベル ~枕崎 行き~
「黒潮と太陽の街で、彼女とめぐるキヲクの旅。」

旅の出発前に。



オモイデトラベルの前日となりました。なんとか晴れそうでなにより。とっておきの「わぁ〜」ってなる爽快な景色があって、そこをみんなで訪れたかったから。明日は、どうぞ快晴を祈ります。

明日の旅を終えるまえに、今感じていることを残しておこうと思います。



・このオモイデトラベルをつくる過程で感じたこと

枕崎の彼女役である、メンバーのみなみん。彼女の23年分のキヲクを手がかりに旅の企画をはじめました。彼女が、前半の会議で、たくさんのオモイデポイントを付箋で貼ってある枕崎の地図をひろげたことをよく覚えている。ひとつ、ひとつ、「ここは?」とオモイデを聞いていくやりとりを重ねるごとに、羨ましいなぁと思う気持ちが増えました。実際に行ってみても感じたけど、身近なところに昔からのキヲクが刻まれている場があって、今もそこで暮らしていることの豊かさ。それが、とても美しい景色だから、余計にいいなぁと感じている。
嬉しかったことは、旅の企画のうえで、彼女が改めて枕崎という故郷と向き合っている姿を見れたこと。枕崎に詳しいというお父さんとの、作戦会議のやりとりがあって、その様子の報告を何度か聞けたこと。真剣に向き合う人の姿はチカラをもらえるなぁと僕もたくさん刺激をうけていた。そんな関係がつくってゆきたいとも思った。
僕自身、こんなに「枕崎」という地域に向き合うことは、もうないかもしれない。この旅を終えたら、次もまた枕崎!ってなるかもしれない。どっちにしても、特別な場所になるだろうし、こんなふうに今までかかわりのなかった地域と向き合えっていくことは楽しみだし、価値があると思う。自分たちで、対象を決めて、ソコと向き合うコトの重要さをとても実感できたこと。授業をつくるのは、なにかを提供するというより、自分たちの決めた自由研究のテーマと、その途中経過を一緒に共有して、さらに深めるという感じがするなぁと感じた。
だから、明日の旅は、僕たちがまっさきに枕崎をみてゆきたいと強く思っている。


・僕が楽しみにしているポイント

明日は、全行程においてきっちりとコーディネートはしていない。僕たちが、今回出会って、訪れると決めた場にゆだねているところが多い。だから、当日僕たちも何が起きるか楽しみ。その地で待ってくれている人達のライブを見てまわるようなところ旅にしていて、気に入っています。そして、彼女役のみなみんが、この旅の途中でどんことを思い、終えた後にどんな表情をしているのか。とても、楽しみだ。明日は、タピオカトンネルのメンバーも来てくれるから、それぞれの表情や一緒にみた風景が写真として刻まれるのもとても楽しみにしています。


・どんな旅になってほしいか

僕たちは、開校前のプレ授業で鹿屋を巡るツアー型の授業を行っています。最後にみんなで見た荒平天神からの夕陽の時間がとても心に残っています。きっと、あの場にいくと、その日のキヲクが思い出されるのだと思う。参加者だった人が、もういちど鹿屋の旅路を巡ったのだと伝えてくれた。なんでも、大切な人ができて。その人にあの日見たものや、夕陽を見せたかったのだと。それを聞いて、なんともいえない喜びを感じた。そこには、いろんな喜びがある。僕らの旅路が、また誰かの旅路なったりオモイデにかわることも。そんな出来事を報告してくれる優しさも。だから、今回の旅も、また次に繋がる、大切な誰かに伝えたくなるようなものになることをとても願っています。


勢いあまって書いたけど、準備がまだ残っているので、このあたりで。
あとは、旅をして、そのとき感じたことを記録に刻みたいと思います。

では、明日、一緒に旅をしていただくみなさん、はりきってゆきましょう。


サクラ島トラベル

久保


P.S.
あと、数人なら受け入れ可能です。あっ、行けるわ〜という方いましたら、本日(26日)の20時頃までにお申し込みください。


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2011年11月8日火曜日

窓絵



オモイデトラベル ~枕崎 行き~ 「黒潮と太陽の街で、彼女とめぐるキヲクの旅。」のイメージビジュアル。とても気に入っています。

短い時間でつくってくれたデザイナー・トミーさん(冨永さん)とのやりとりは、夜中の3時過ぎくらいをまわっていた。その頃、企画のことを考えたりリードの直しの作業に夢中になっていた僕。あのリードを書いている最中は、色々なキヲクのスイッチが入ってしまい、懐かしさやせつなさで、アタマの中はぐるんぐるんしていた。そして、このデザインが届いた。
「そうそう、今のキモチはこんな色だわぁ」って、ピッタリ過ぎて一瞬で引き込まれていった。最初、真っ白だったバスの窓枠には、枕崎の空が描かれていた。タイトルの「黒潮と太陽」だと、ふつう青空をイメージしてしまうところを、たそがれ夕空色とは良い裏切りが心地良かった。その日の感じるであろうイメージとも、ピッタリだった。

夜中の電話でのやりとりは、やや興奮気味で。「トラベルは、今後いろいろな地に旅に出かけるだろうから。その度に、心に残る景色をもちかえることができるね。そんな景色を、いつも描けてゆけたらいいなぁと思ってつくったよ。」と伝えてもらった。
窓絵が増えてゆくことを想像するだけで、一気に楽しくなれた。景色をもちかえるというのも好きだ。自分が好きと思える特別な景色が増えるといいと思う。あそこは、有名な景色なんだよっていう説明じゃなくて、誇らしげに自分の思う良い景色を、好きな人たちに紹介できるように窓絵を増やしてゆきたいものです。トラベルをする大きな理由でもある。トミーさん、素敵なメッセージとデザインをありがとうございます。


> オモイデトラベル ~枕崎 行き~
「黒潮と太陽の街で、彼女とめぐるキヲクの旅。」

2011年11月4日金曜日

枕崎への動機

トラベルチームでの初めてのツアー型の授業。枕崎を選んだのは、トラベルメンバーの一人が暮らす街だから。毎週の会議に枕崎から駆けつけてくれるのです。彼女を動かしているエネルギー源やそうせずにはいられない何かに、僕はとても心を動かされるし、どうして?と知りたくなります。そんな彼女がトラベルに参加する理由のひとつは、自分の住んでいる街を見直すことと、知ってもらえる機会にしたいということ。僕らも、なんとなくぼんやりとしたイメージしか湧かない枕崎にかかわりをもつ良い機会になると思いました。

ただガイドを見て行くのとは違う。そこで暮らしている人の(23年分の)オモイデを手がかりに、街のことを知り、感じてゆきます。これは、僕らや、参加していただくみなさんが「枕崎ってどんな街?」ということを探しにいく旅で。その先頭をきって探そう、出会おう、思い出そうとしているのが彼女なのだと思います。こんなんだよって、決めて情報を渡すのではく、誰もが同じ目線で探検しに行っているというのが、当日に良い空気を生むと予感してます。どうぞ、よろしくお願いします。


> オモイデトラベル ~枕崎 行き~
「黒潮と太陽の街で、彼女とめぐるキヲクの旅。」

2011年11月2日水曜日

黒潮と太陽の街で、彼女とめぐるキヲクの旅。




オモイデトラベル(Omoide Travel)~枕崎 行き~
「黒潮と太陽の街で、彼女とめぐるキヲクの旅。


好きだった子の住んでいる街を歩くと、今でもせつなくなってしまう。
思い出の場所に訪れるだけで、色褪せずにその頃の情景がよみがえってくる。
何をするでもなく、満ち足りた時間を過ごせてしまう。

記憶することや思い出すことって、かけがえのないことだと気づける瞬間です。
少し妄想するだけで、見慣れた道なのに違った景色がひろがる。また、行きたいと思えてしまう。
言葉では伝えることの難しい、この衝動に応じるような旅をしてゆきたい。

僕たちは、ここぞ!という名所や巷でウワサの場所を中心にするのではなく。
誰かのなかにある「オモイデ」を手がかりに、旅をつくってゆくことに取り組んでみます。

「オモイデトラベル」と名付けた旅の行き先は、ー 黒潮と太陽の街「枕崎」

枕崎で、生まれて、育った。そして枕崎で、はたらくふつうの女の子。
そんな女の子の「オモイデ」をたよりに、旅にでかけます。
ベテランのツアーガイドでも、観光のプロでもない彼女が、飾らないふだんの枕崎を紹介してくれます。きっと、どんなガイドにも載っていない、日々暮らしているからこそ見える特別な景色がそこにはあります。

彼女の小さい頃からの「オモイデ」のつもった場所。
ふだんの枕崎を知って欲しい。わたしの育った街を好きになって欲しい。
そんな思いからつくられる、心のこもった旅のプレゼントです。




少し、旅の補足を足しておきます。

縁もゆかりもない地域でも、旅の出会いから特別な場所へとかわる。そんな場所がふえてゆくことは、とても豊かなことだと実感しています。僕たちは、見知らぬ土地に旅する口実をつくり、もう一度、会いにゆきたいと思えるような旅路をつくってゆきます。また、ひとりの女の子の「オモイデ」が引き金となって、自分自身のキヲクを見つめ直す時間にもなるかもしれません。「オモイデトラベル」では、出来るだけめぐる場所や、たどる経路の中に、気づきのタネを散りばめておきますね。良き旅路となるように支度を整えておきます。

たくさんの出来事を起こし、新たなオモイデを刻んでゆきましょう。


サクラ島トラベル
メンバーより




オモイデトラベル(Omoide Travel)~枕崎 行き~
「黒潮と太陽の街で、彼女とめぐるキヲクの旅。


【開催日時】2011年11月27日(日)
【教室】枕崎市内
【定員】20人(先着順)
【参加費】3,500円
【授業の流れ】
 8時00分~ 鹿児島中央駅西口前(ビックカメラ側) 集合
 8時15分~ 出発
 10時00分~ 枕崎市内到着
 *枕崎・オモイデトラベル 〜前半~
 12時00分~ 昼食
 13時頃より 
 *枕崎・オモイデトラベル ~後半~
 *コースは当日のお楽しみです。夕陽の沈む頃に、授業終了。
 18時頃〜 鹿児島市内へ向けて枕崎を出発。
 20時頃 鹿児島中央駅西口前(ビックカメラ側)到着、解散予定。

*ツアーの内容に関する、詳しい情報や見どころは、随時公開してゆきます。
【トラベル情報】
http://www.facebook.com/sakura.travel

【用意するもの】
※ 参加費3,500円が必要となります。 また昼食等の飲食代は別途、各自負担となります。
※ 長時間のバス移動になるため、 酔い止め等の薬は各自お持ちください。
※ この授業は、体験型の授業です。できるだけ動きやすい服装をおすすめいたします。また、筆記用具等を各自お持ちください。
※ 枕崎近郊に在住の方は、枕崎(10時頃)での合流が可能です。もちろん、鹿児島市内からも出発できます。
※ 今回の授業は、先着順とさせていただきます。
※ 帰りの到着時刻は、予定時刻となります。到着が遅れる場合も考えられますので、余裕を持ってご参加ください。


その他、ツアーに関するお問い合わせはこちらまで。
sakurajima.univnet@gmail.com


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サクラ島の芋煮会 〜山形編〜


「サクラ島の芋煮会 〜山形編〜」をひらきます。

10月にひらいた芋煮会 〜福島編〜を経て、今回もサクラ島の芋煮会を計画しています。
(前回の芋煮会の様子は、コチラから。)

芋煮会とは、東北地方で秋空のもとBBQのように、里芋と肉を煮込んだ鍋を川原などでみんなで食べるという恒例の行事。秋の短い東北の長い冬が来る前の最後の野外イベントとして、暖かい気候を惜しむように、ここぞとばかりに野外で芋煮を食べる。そして長い冬を共に越える仲間の絆を深める行事だと、僕たちは捉えています。

また、サクラ島大学の、授業やイベントではない場所での交流の場として位置づけています。大学の運営や、先生だったり、各テーマの授業、キャンパスを提供してくださる方々。違うフィールドに興味をもっている方、色々な働き方をしている人など多様なつながりが生まれるきっかけの時間となるように。つながりが広がるなかで、気軽に集まれ、また予期せぬ出会いや再会が生まれる様な継続的な場を目指します。サクラ島の交流会に行ったら、元気が出るなぁと、思えるような、良き気に満ちた場を一緒につくってゆきましょう。

二回目となる山形編。福島編と大きく変化することは、芋煮に使用するお肉が「豚肉」から「牛肉」に変化します。東北の地方によって、味付けも違ってきますが、前回の「味噌ベース」から今回は「醤油ベース」へと変化します。
芋煮会の起源は、山形だと聞いています。開催までの期間に、僕たちも山形の芋煮について研究しつつ、良き会になるように準備してお待ちしております。

どなたでも参加可能です。これを良き機会に、サクラ島大学に遊びにきてみてください。
本格的な冬に備えて、暖かい芋煮の鍋を囲んで楽しみましょう。





「サクラ島の芋煮会 〜山形編〜」

【開催日時】2011年11月19日(土)12時00分~15時頃(締めのうどんも終わって良き頃合いに)
【教室】マルヤガーデンズ・ソラニワ(7F)
【参加費】¥2,000(飲食費)
【注意事項】
・できるだけ、マイ箸・マイお椀等を持ち寄っていただけると嬉しいです。
・事前の予約制としていますので、お申し込みフォームより申込みお願いします。
・予約後に、キャンセルの希望の場合は、メールにてお問い合わせください。
(sakurajima.univnet@gmail.com )



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