2010年12月15日水曜日

Think Landscape



僕のなかで、今、大切にしているキーワードのひとつに「風景」があります。

先月くらいに、ライムライトで職員の中原さんと、交わした会話がとても気に入っている。


サクラ島大学の授業や、活動が、通り過ぎた、その後に残るものは、「風景」。


僕にとっての、風景とは例えばこんな感じ。

夏に「かわなべ 森の学校」でグッドネイバーズジャンボリーが開催されました。
それまで、森の学校は、懐かしく、自然の気持ちいい景色の広がる場所。そういう場所だった。
でも、あの日、あんな素晴らしい時間を、体験した。

そして、次に、そこに訪れたとき、僕は自然と(勝手に)、あの日の記憶が蘇ってきた。
その日のことが、体の中に染み込んでいるのだと実感した。

そこには、あの時間を体験した、僕にしか見えない光景がひろがっている。

または、一緒に過ごした仲間とだけ共有できる光景。

そんな場所が、いくつかある。子どもの頃に毎日遊んでいた公園だったり。
毎年、初日の出を見に行く海だったり。もちろん、丘の上も。

そういう、誰かにとってみたらちっぽけかもしれないけれど、
僕にとっては、大切な記憶や想い出をともなった場所を、「風景」と捉えています。
(と言いつつ、言葉の意味にとらわれるつもりはないですが。)


サクラ島大学の授業や活動も、そうなることをひとつの目標としている。

様々な授業や、たくさんのキャンパス(その時の教室)で、過ごす時間。
それを通り過ぎたときに、その人にとって、風景となるような場所が、
このかごしまに、ぽつぽつ生まれていくといいなと想っています。

その場所にいくたびに、蘇る感情や気づきがあるような。


そして、そんなことを気づかせてくれた一人が、以前紹介させてもらった福岡の田北さん
田北さんは、九州大学大学院の若き先生であり、デザイナーでもあり、
僕の好きな小国町にある杖立温泉という、人口200名の難易度高き町おこしを、
実際に移住してやりきった方。

そんな田北さんの講演を聞く機会が、週末(12月18日:土)指宿にて、生まれました。


かごしまは、今、新幹線開通を目の前に、その瞬間に、打ち上げる花火に
心を奪われているように感じます。

そんなこの時季に、
田北さんの話を聞いて、どんな気づきが芽生えるのか楽しみにしています。


まぁ、僕にとっては、田北さんの話を聞く為の口実にすぎないのですが(笑)


> 詳しくは、コチラ!!
僕宛のメールでも大丈夫です。( sakurajima.univnet@gmail.com
*締め切りは、17日まで!!

「trivia」「橋の下」のテキスト、ぜひ読んでみてください。


それにしても、風景=Landscape
中原さんの会社名って、やっぱかっこいいなぁー。


ユータ学長

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