2010年5月15日土曜日

大人になっても、いつまでたってもドキドキしていたい。

サクラ島大学の設立にあたって、僕の想うサクラ島大学をお伝えします。

サクラの咲く春の季節の開校を目指して、動きはじめ、
これまでに、たくさんの人と、サクラ島大学のことを話することができました。
まるで恋人を紹介するかのように、いつもドキドキしながら大学のことを紹介しています。
今、どんなことに心が動かされ、どんなことを知りたいか、出会いたいかを聞いていきます。
そんな会話の中から、求められているものは、具体的な「学び」だけではありませんでした。
ある女性の方は、「眠れないほどの衝動がほしい」と言われました。
それが「何か」はわからないけれど、体の底から湧き上がってくるような衝動を。
話をしていくと、なぜか理由やいいわけをつけては、見ないふりをしていたはずの、
純粋な欲望たちを、叶えていけるのではないかと一緒にワクワクしていました。
きっと、それは「学び」に対して、その言葉もがもつ、とても前向きな性格と、
何かを叶える「口実」となれる可能性を感じているからだと想います。

誰かと話すたびに、「こんな世界もあるんじゃないか」と違う世界をみせてくれます。
そのたびに、なんだか僕の中のスイッチがおされている気がいつもしています。
心の中の火をつけられたようになり、居ても立ってもいられなくなります。
サクラ島大学がつくりたい「学び」は、そういうものだと気づきました。
かごしまには、素晴らしいことや、かけがえのないことはたくさんあります。
刺激や影響をうけてしまうような背中をもった素敵な人たちがいます。
それに気づいていたし、分かち合える、きっかけとなりたいです。
そんな心地よい繋がりがうまれると、どんな未来がまっているのかを楽しみにして。

「大人になっても、いつまでたってもドキドキしていたい。」という想いを大切にしながら。

そういえば、僕はこの大学づくりをはじめようと決めた真夜中に、
眠れないほどの衝動にかりたてられ、まちを走りはじめていました。



サクラ島大学
学長 久保 雄太

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