2010年5月26日水曜日

GOOD NEIGHBORS JAMBOREE 2010




今日は、素敵なイベント開催のお知らせです!
サクラ島大学も、オープンキャンパスなる音楽の授業を開催予定です。



夏の一日豊かな自然の中で音楽を楽しみながら、
デザインやカルチャーのワークショップを体験できる異色の野外イベント
「グッドネイバーズ・ジャンボリー 2010」が鹿児島で開催決定!

出演は日本を代表するワールドミュージック音楽楽団 " Double Famous "
そして鹿児島で素晴らしい芸術活動を展開する、「しょうぶ学園」が主催する
パーカッショングループ otto & orabu
( 彼らのサイトでその独特の音楽の映像が公開されています。是非ご覧ください。 )

会場となるのは鹿児島郊外に約100年前に建てられ、
現在は廃校になっている小学校「川辺森の学校」。

当日は他にも鹿児島を拠点に活動しているバンドがライブを繰り広げる他、
鹿児島で活動するクリエーターによる各種のワークショップ、キャンドルアーティスト会場装飾、
サクラ島大学によるオープンキャンパス開催、グッドネイバーズ・メンバーによるスペシャルDJ、地元のカフェ、パン工房からのフード出店(予定)など盛りだくさんの内容でお送りします。

この日は東京、大阪、福岡、そして鹿児島市内からのチケット付きツアーも用意されています。
夏の一日を鹿児島で!乞うご期待! 追加情報、イベント詳細は随時発表致します!



" GOOD NEIGHBORS JAMBOREE 2010 "
〜 Music & Craft Camp 〜

2010年7月24日(土)

時間 : 13時開場
場所 : 川辺「森の学校」 : 鹿児島県南九州市川辺町本別府3728-2

Live : Double Famous / otto & orabu (しょうぶ学園) / 星屑兄弟 / 猛猿悦子
DJ : 岡本仁 (Landscape Products) / 藤川毅(dubbrock) / 奥村朗 (GADGET) / 若松鉄幹 and more...
Workshop : サクラ島大学オープンキャンパス / edgexedge / ミッシー・トントンの切り絵教室 and more... 
Candle : 135 DEGREES FAHRENHEIT

チケット :
前売り4,000円 / 当日4,500円 (ワークショップ参加費用込 / 小学生以下無料)
※ 6月1日先行発売開始 / 6月6日一般発売開始
詳細は後日 COMMON GROUND にて発表 → http://common-ground.jp/

ツアー情報 :
※ 東京発、大阪発、福岡発のツアー、及び鹿児島市内からの往復シャトルバスをご用意しております。
詳細は後日 COMMON GROUND にて発表 → http://common-ground.jp/

More on GOOD NEIGHBORS :
Web : http://good-neighbors.jp/
twitter : https://twitter.com/goodneighbors_

主催 : グッドネイバーズ・ジャンボリー実行委員会
問い合わせ : info@good-neighbors.jp




サクラ島大学 久保

2010年5月25日火曜日

北から南まで、つながる学びの場




まだまだ開校準備中のサクラ島大学ですが、実は全国にはたくさんの大学がうまれつつあります。
東京のシブヤ大学をきっかけに、北海道から九州まで。
「まちをキャンパスに」「先生や生徒もまちの人」というキーワードのもと、それぞれの地域ならではの「学びの場」をつくっています。

シブヤ大学の方とのお話のなかで、Jリーグのようになればいいよねとよく話をしていました。それぞれがしっかりと地に根をはってチームとして独立をしている。まちの人というサポーターにちゃんと支えられていて、それらが、ゆるやかにネットワークとしてつながっている。たまには、授業の内容を交換したり、いっしょに授業をつくってみたり。

僕の尊敬している先生が、何度も行きたくなるような都市やまちというのは、なにか特別なものや派手なものが目的にはなっていないと教えてくれました。そのまちが大切に守っている風景や文化や、その守っている暮らし方や生活に惹かれて、その空気をすってみたいんだと。

きっと、これからそれぞれの地域で「学び」という行為をとおして、そのまちの大切な風景を見つけては、共感したり、守ったり育てていくことになるんだと想ってます。なんだか、「学び」を通して「感じる」感性がひろがることで、どんなことが生まれていくのかがとっても楽しみなんです。

先日、ある方から「この大学づくりは、なんだか農業のようだ!よく土を耕さないとね。」と言ってもらった。北海道の学長さんも、大学は生き物のようだって感じているようでした。
もっと育てたいものや、これから育てたい種がよく育つような土を耕しているんだと想います。


そんな、全国のそれぞれのいい土をご紹介します。

シブヤ大学
京都カラスマ大学
大ナゴヤ大学
札幌オオドオリ大学
ひろしまジン大学
東京にしがわ大学
大阪ハンシンカン大学
福岡テンジン大学
琉球ニライ大学

きっと、いろんな季節にそれぞれの花が咲いていると想います。
なんだか、これからは「学び」が流行っていきますよ!


サクラ島大学は、まず自分たちが楽しく”いい”と想えることからはじめていこうと想います。



サクラ島大学 久保

2010年5月19日水曜日

サクラ島大学っていうなまえのお話


現在、サクラ島大学のVI制作が進んでいますが、「サクラ島大学」っていうなまえのお話をすこし。
実は、職員のみなさんと初めて話し合ったのがこの大学のなまえについてでした。
学べる場所がいわゆる学校とかだけじゃなく、まちのいろんなとこで学べる。先生も、生徒も誰でもなれて。まちを、もっと楽しむためのみんなの公園のような大学。
そんな、ゆるくふわふわしたイメージから大学のなまえをさぐっていきました。

ざっと、でたかわいいアイデア達をご紹介します。

鹿児島サツマ大学、サツマサチューセッツ工科大学(笑)、鹿児島ハイフル大学、鹿児島○十大学(まるじゅう)、鹿児島てげてげ大学、聖カゴシマンヌ女子大学(女子!?)、かごしマニア大学、鹿児島おはら大学、鹿児島イシン大学、鹿児島ワッゼ大学、よかとこ、よかにせ、ぼっけもん、、、そして、サクラジマ。
ほんと、たくさんのアイデア達が集まりました。それぞれが、かごしまのもっているイメージなんだと想います。

ここでも、選ぶということ。ホント悩むし、難しい。

そんなキーワードの中から、選んだのが「桜島」。

やっぱり、かごしまのかおとして、ずーっと変わらずにそこにいる存在。
地図でみたときに、まんなかにあんな島みたいな山があるって、ちょっとすごい。
こどもからおじいちゃんまで、隣りの人とイメージできるひとつのものがあることは、かごしまの大きいチカラになる魅力。
それに、かごしま=かごのしま(囲まれた島)=桜島という説があると聞いた。
でも、桜島って「灰」が降る。最近は、とても元気よく。けっこう大変です。

そんなとき、ひとりの職員の方(通称:委員長さん)が、こんな素敵な話をしてくれました。

むかしむかし、花さかじいさんは「枯れ木に花を咲かせましょう」と、灰を降らせて、サクラの花で満開にした話があったよね。この大学も桜島の灰が降るたびに。サクラの花が咲いていくような、季節がかわるたびに花が咲いていく、そんな活動や授業をつくっていこう。

そうか、僕たちは花さかじいさんや花さかばあさんを目指してがんばるんだ。どんな花を咲かすことができたのかということを楽しみに。素敵なコンセプトとなりました。

サクラジマ。。

奥さんが奄美大島出身の職員の方(アンディ)が、島の人にとっては桜島ってなじみがうすいよねって。かごしまは、素敵な島が多いから島への敬意もしめすということと、なんだかまたひとつ変わった名の島がふえるような感じで、

サクラ島

なんと、偶然にも前にお話をした
きっかけともなったレンソイスの島々のイメージと重なる運命的な、なまえに決まったのです!

とっても気に入っています。


ただ、最近はホントに灰がすごいですね。まけないように早く花をさかせないと!



サクラ島大学 久保

2010年5月16日日曜日

団体概要

団体名:サクラ島大学 (英文表記:SAKURAJIMA UNIVERSITY NETWORK)

代表者名 : 久保 雄太

代表者電話番号 : 090-9489-9460

E-mail sakurajima.univnet@gmail.com

開校日 : 2011年7月31日(日)


*サクラ島大学は、学校教育法上で定められた正規の大学ではありません。
生涯学習を推進する特定非営利活動法人(現在は、認証取得予定の任意団体)です。

2010年5月15日土曜日

大人になっても、いつまでたってもドキドキしていたい。

サクラ島大学の設立にあたって、僕の想うサクラ島大学をお伝えします。

サクラの咲く春の季節の開校を目指して、動きはじめ、
これまでに、たくさんの人と、サクラ島大学のことを話することができました。
まるで恋人を紹介するかのように、いつもドキドキしながら大学のことを紹介しています。
今、どんなことに心が動かされ、どんなことを知りたいか、出会いたいかを聞いていきます。
そんな会話の中から、求められているものは、具体的な「学び」だけではありませんでした。
ある女性の方は、「眠れないほどの衝動がほしい」と言われました。
それが「何か」はわからないけれど、体の底から湧き上がってくるような衝動を。
話をしていくと、なぜか理由やいいわけをつけては、見ないふりをしていたはずの、
純粋な欲望たちを、叶えていけるのではないかと一緒にワクワクしていました。
きっと、それは「学び」に対して、その言葉もがもつ、とても前向きな性格と、
何かを叶える「口実」となれる可能性を感じているからだと想います。

誰かと話すたびに、「こんな世界もあるんじゃないか」と違う世界をみせてくれます。
そのたびに、なんだか僕の中のスイッチがおされている気がいつもしています。
心の中の火をつけられたようになり、居ても立ってもいられなくなります。
サクラ島大学がつくりたい「学び」は、そういうものだと気づきました。
かごしまには、素晴らしいことや、かけがえのないことはたくさんあります。
刺激や影響をうけてしまうような背中をもった素敵な人たちがいます。
それに気づいていたし、分かち合える、きっかけとなりたいです。
そんな心地よい繋がりがうまれると、どんな未来がまっているのかを楽しみにして。

「大人になっても、いつまでたってもドキドキしていたい。」という想いを大切にしながら。

そういえば、僕はこの大学づくりをはじめようと決めた真夜中に、
眠れないほどの衝動にかりたてられ、まちを走りはじめていました。



サクラ島大学
学長 久保 雄太

サクラ島大学とは



むかしむかし、はなさかじいさんは、「枯れ木に花を咲かせましょう」と
枯れ木に灰を降らして、 サクラの花を満開にしました。
桜島の灰が降るたびに 素敵な花がまちに咲いていくように、
季節がかわるたびに花が咲いていくよう。
「サクラ島大学」というなまえには、 そんな願いがこもっています。


サクラ島大学は、「学び」を「口実」に、心地よい繋がりをつくります。
例えば、行ってみたかった場所を、キャンパスに。
会って話をしてみたかった人を、先生に。
普段はなかなか入っていけなかった世界でも、
「学びの場」に変わった瞬間に、誰でも繋がるチャンスができます。
知りたい、出会いたいという好奇心や欲望を叶えていくために、
僕たちは、これからたくさんの繋がりをつくっていきます。
今日つくった繋がりが、これからの「口実」に繋がっていくように。
心からドキドキできる学びの時間を、一緒に楽しんでいきましょう。


・まちなかを走る電車の中やイルカが泳ぐ水族館だって、どこでも教室。
・来月は、鹿屋キャンパスに、次は指宿キャンパス。夏は、屋久島キャンパス!
・いつもよりまじめなお父さんと会える、子どもと一緒に学べる授業。
・みんなでお弁当をもって霧島山を登る、体育の授業。
・あの頃のせつない想いや甘酸っぱい青春をとりもどす、部活動。
・未来の郷土料理を研究するゼミや、観光者のためのおもてなしサークル。
・「あの島を冒険する」っていう、とっておきの夏期講習!
・その響きだけで、なんだか眠れない「大人の修学旅行」。
・ちょっとかっこいい大学の生協グッズをデザイン。
・Jリーグのように広がる全国の姉妹校と、なにしよう。
・春は花見、夏は音楽祭。校内行事だけはゆずれません。

2010年5月14日金曜日

はじまりはサクラの島


高校生のころ、休み時間に友達がこれ聞いてみてとMDのイヤホンを貸してくれました。音楽で、カミナリがはしるような衝撃は初めてのことでした。イヤホンとっても鳴りやまないっていうやつです。

僕は、大学では「建築」を専攻して、その流れでとってもひろ〜い「デザイン」という世界に出会うこととなります。たぶん、じっくりとシビレがまわるような2度目のカミナリ。

そして、卒業間際に3度目のカミナリ!それは、ある本と添付してある無数に点在する島々の写真との出会い。
−ブラジル、マラニャン州のレンソイスという海。真っ白なシーツを無数に敷き詰めたような砂漠、それがレンソイス。これ、砂漠の写真なんです。
真っ白な砂漠には、雨期に降った雨がくぼみに溜まり、エメラルドグリーンに輝く無数の海と同時に無数の島が現れた。今、同じような広がりが無数にあることに軽く目まいを感じたのを覚えています。

僕は、この写真とまちの姿を重ねてイメージするようになりました。きっとまちのなかには、この真っ白な砂漠に浮かんできた島々のように見え隠れしている素敵な世界が広がっている。
「海」というメディアが、隠れていた島々を可視化してくれた。「海」というメディアが、向こうに新しい世界が広がっていることを教えてくれました。
そして、僕もそんな「海」のような向こうの島へのてがかりとなるメディアをふらせてみたいと想うようになりました。僕は、僕なりのカタチで。
同時に、この島から向こうの島にむかう(つなぐ)ための装置が必要だと気付きました。「航路」なのか「港」のようなものなのか。
その2つをつくってみるとは、どんなことなんだろう。そっちの方向にデザインを使ってみたくなったのです。


この大学づくりのイメージは、この一枚の写真がきっかけでした。
はじまりのはじめの話。上手く、伝えることができたか不安ですが。


とにかく、はじまりは「サクラの島」ということで。いろんな島みつけます!

世はまさに大海賊時代(笑)



サクラ島大学 久保

2010年5月12日水曜日

サクラ島大学 第7回職員会議


サクラ島大学、ただいまは開校に向けた職員会議という名のミーティングを行っています。

集まるメンバーは、職員と呼ばれるいろんな特技やカオをもたれた素敵な方々です。とても頼もしい方々なのです!
先日の会議で7回目になるのですが、僕はこの集まりがとても楽しい時間になっています。
最近は、食事会の後半戦の方がよりクリエイティブな時間になっているような。

今回は、デザイナーの山口さんと冨永さんよりサクラ島大学のVI(ヴィジュアル・アイデンティティ)の提案をしていただきました。
それまでにしていた話のなかから、大学のモチーフとなるものはいくつか連想できていましたが、想像以上のたくさんのアイデアにびっくりでした!

選ぶことって、難しいですね。。
僕もデザインの仕事をしていますが、本当の意味でクライアント側になって選ぶことは初めてのこと。そっち側にいって、ようやくわかる感覚です。
「サクラ島大学」というなまえが、ロゴマークやロゴタイプというカタチになることで、どんなイメージの大学なのかがとても表れてくる。
あらためて、なにを大切にしていきたいのかを考える、とてもいいきっかけになりました。

気合い入れて、選んでいきます!


撮影:アンディ
サクラ島大学 久保

2010年5月7日金曜日

サクラ島大学のブログはじめました

こんにちは、そしてはじめまして。
サクラ島大学 開校にむけて夢中になってはしっている久保と申します。

サクラ島大学とは。。ということは、これからゆっくりとお話をしていきますね。

春の頃は、いつも桜の花をみて美しさや潔さを感じてしまいます。
ふと、いつもの季節に花を美しいと想う感覚がとても好きです。
あの感覚を、もう少しいつものくらしの中で見つけていきたいなと想った今年の春でした。
この大学づくりをとおして、そんな感覚を磨いていきたいとおもってます。
なんだか、「かごしま」はもう夏のようなあたたかさですが。

ゆっくり、みんなでいいとおもえることをやっていきます。
どうぞ、よろしくおねがいたします。